矯正治療で歯を動かし始めてから、約半年が経過しました。始めの頃は歯並びが全体的に変わってくるので、それに伴い歯の動く量も多いせいか、矯正治療後の数日間は、食事の時にお肉の様に少し噛みごたえのある様なものを噛むのが、痛かったのですが、ここ最近はそれ程痛くなくなってきました。

矯正治療の場合、痛いと言っても普段からずっと痛い訳では無く、何か食べる時に噛むと少し痛いだけです。いわゆる虫歯の様に神経にさわる様な痛みとは、全然違います。

私は親知らずを抜かして、全ての歯が揃っているのですが、今はまだ矯正途中で噛み合わせが合っていません。噛み合わせがあっていないと、歯が揃っていたとしても、こんなに食べ物が噛みにくいのかーーーと言う事を実感し、ビックリもしています。咬合学で、理論的には学んできたつもりでしたが…

今は、前歯がまだかみ合っておらず、奥歯しかかみ合っていないのですが、このかみ合わせだと、しっかり食べ物が噛み砕けないのを実感しています。こう言うかみ合わせの人は、あまり噛まずに食べ物を飲み込むか、ずっと噛んでいてなかなか飲み込めない傾向にあります。この様な方は、もしかしたら、かみ合わせに問題があるかもしれませんね。

哺乳類でも、草食動物や肉食動物や雑食…いろいろなタイプの動物がいますが、これらの食べ物のの違いで歯の生えている位置や骨格形態が違っている事をご存知でしょうか?最初の写真は草食動物の骨格標本です。前歯と奥歯との間がかなり感覚が開いていますが、これにより前歯がハンドルの役割をし、上下の奥歯ですり潰す様な顎の運動経路を作っているのだと思います。

こちらは肉食動物の骨格ですね。咬筋の発達も良いので、下顎枝の前方の骨もしっかりとした形で、前歯も肉を噛み切る為の形をしています。この前歯の形態だと、顎を左右に動かす事はほとんど出来ず、蝶番運動といって、主に開いたり閉じたりだけの顎運動で食べているのだと思います。この様に食形態によっても骨格や歯の形状は違ってくる事は面白いですね。