ドイツ式の取外せるブリッジをご存知ですか?
ブリッジってご存知ですか?
一般的な歯のブリッジとは、歯を2−3歯欠損した場合に行う治療方法です。欠損歯の前後の歯を利用し、欠損歯を含めて数歯の歯が繋がった被せ物です。この治療方法は、歯を欠損しても被せ物を被せるだけで欠損部位が治るので、見た目には歯が元通りある状態に治りますし、バネの入れ歯のようにカタついたり、外れる心配のない治療方法です。
しかし、全ての場合にブリッジ治療が出来る訳ではなく、欠損した歯の数が多い場合や最後方奥歯を欠損した場合など場合によっては、通常の固定するタイプのブリッジ治療ができない場合もあります。ブリッジ治療が難しい場合、選択肢として一般的には、バネ式の入れ歯かインプラントになります。
そんな場合の第3の選択肢として、ドイツ式の取り外しのきく『ブリッジ』をご存知ですか?
この『取り外せるブリッジ』は、ドッペルクローネ(テレスコープシステム)と言ってドイツのトュービンゲンを中心として盛んに行われているドイツではとてもよく知られた治療方法です。
治療の特徴としては、通常の固定式のブリッジでは治療が不可能な奥歯が欠損した場合や欠損した歯が多かったりする場合でも、ドッペルクローネは応用範囲が広いため、治療が可能です。そのため、バネ(クラスプ)の入れ歯に抵抗感のある方やインプラントに不安感のある方にも安心して受け入れていただける治療方法です。
ドッペルクローネで治療するメリット
1. ブリッジの治療が出来ない歯の状態でも、この治療は可能な場合が多く、適応症の範囲が広い。
2. 入れ歯に抵抗感のある方でもブリッジの様な見た目で受け入れやすい治療法。
3. 残っている歯を利用して行う治療法なので、インプラントのように手術の必要がない。
4. 取り外すのは歯磨きの時だけ。あとは24時間はめておけるので、他の人には気付かれません。
このドッペルクローネ(テレスコープシステム)は、適応症の範囲がとても広く、お口の中の状態は人それぞれ全く違いますが、お一人ずつその方に合わせた治療のご提案が可能です。1-2本の歯の欠損から~1-2本しか歯が残っていない状態まで、どんな歯の状況においても『取外せるブリッジ』~『しっかり固定される入れ歯』タイプの装置デザインまで豊富なバリエーションの中から、個々の患者様に合わせて装置のデザインと治療をカスタマイズして行う治療です。
個々に合わせてカスタムメイドが可能な『取外せるブリッジ』についての治療をご検討の方は、是非、お電話にて「ご相談」希望でご予約ください。治療についての概要説明やご質問等お受けしていますので、お気軽にどうぞ。