最近、1才を過ぎたくらいの小さなお子様でも、既に歯並びが悪く、歯が重なってはえていたり、上下の歯のかみ合わせが反対になっていたり、下の歯が、上顎の歯肉に食い込むようにはえていたり….というのは、珍しくありません。
これは、哺乳時期に問題があったことがほとんどです。離乳時期が早かったり、哺乳瓶の口の形が正しい形のものを選択できていなかったり、指しゃぶりがあったり….ということが原因にあげられます。

赤ちゃんの消化器官が発達するのは1歳を過ぎてからになります。その為、本来は1歳を過ぎるまでは哺乳を続けないと赤ちゃんが正しい呼吸と嚥下(えんげ)を獲得できないと言われています。

正しい呼吸と嚥下が獲得出来ていないと、断乳後に口呼吸になったり、食事の時にあまりよく噛まずに飲み込む、逆にずっと噛んでて飲み込むのが苦手…という食べ方の子になります。

小さい頃からのこのような問題は、歯並びを悪くするだけではなく、鼻炎等の鼻の病気をはじめ口呼吸の原因にもなりますし、全身の健康に関わってきます。当院では、正しい哺乳指導から、このような問題を改善するための筋機能訓練を行っています。そして、なるべく早い時期のに改善する事をお薦めしています。

また、マウスピース等を使用して治す小児矯正も行なっています。
まずは、ご相談ください。

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