かみ合わせ・歯並びに不具合があると、歯以外にも様々な不定愁訴の症状が現れます

歯の悩み

#首から肩にかけての筋肉のコリがしんどい

#口が開きにくい

#口を開ける度に顎がカクカク音がする

#歯がうまく噛み合わない

#口呼吸が治らない

#慢性鼻炎で常に鼻に閉塞感がある

歯のかみ合わせや歯並びは、歯だけの問題ではありません。歯並びに不具合があると、顎機能つまり喋る、食べる、鼻呼吸に関する問題が出現します。

歯並びが悪いと、顎の動きがスムーズに動かせなくなる為、顎の動きに関連した筋肉に痛みやコリの症状が発現したり、お顔の歪みや首、肩、腰痛、片頭痛など不定愁訴として症状が色々な部分に出てきます。

歯のかみ合わせと呼吸とは、深い繋がりを持っています。正常なヒトの呼吸は鼻呼吸です。しかし、何らかの原因で、鼻からの呼吸が難しくなると、それを補う形で口呼吸になります。

上下の歯が揃っている、上下の歯と歯が噛み合っている場合は、口を閉じると密閉状態になる為、口の中の圧力の方が高くなる為、自然と圧力の低い鼻からの呼吸がスムーズに出来ます。

しかし、歯を欠損したり、オープンバイト(開口)と言って上下の前歯同士が噛み合わず、隙間が開いているかみ合わせや出っ歯や受け口など歯並びが悪い場合は、口を閉じても歯と歯の間の間に隙間ができる為、口の中の圧力が下がってしまいます。

鼻の圧力より口の圧力の方が低くなると、鼻に閉塞感を感じ、口で呼吸する方が楽な状態になります。この様な原因で鼻の圧力が下がるだけでも、鼻の閉塞感が出て鼻呼吸がしにくくなり、口呼吸へ移行する一因となります。

口呼吸の人が過換気症候群やパニック障害、慢性鼻炎を併発していることからも、健康を維持する為にも鼻呼吸できる歯並びにする事が重要です。

 

かみ合わせの不具合は機能の不具合なので、お口の中を一見しただけではその症状は確認できません。虫歯と違って見た目には診断できません。不具合があるのか否か、どこに原因があるのかを調べる為には顎機能検査が必要となります。この様な顎機能検査を行っている歯科医院はまだ少数しかなく、診断や治療が難しい分野のです。

 

[湘南歯科医院では多種の検査項目をご用意、発見しにくい顎機能やかみ合わせの診断が可能です]

当院では噛めないお悩みがある人に向けて、一般的な保険診療で行われている見た目に悪いところの検査だけではなく、より多くの検査項目から総合的な診断を行なっています。

#それぞれの症状の詳しい問診

#お口全体のレントゲン検査

(その他、必要に応じてCT撮影検査、骨格分析に必要なセファロ撮影、顎関節撮影等)

X-ray:セファロ分析2

#歯型を取って歯の模型によるかみ合わせ検査

#顎関節に口が開きにくい、開閉時にカクカク音が鳴るといった顎関節症症状がある場合には顎運動計測装置を用いた顎関節の運動解析検査…

KAVO,DigmaⅡによる顎機能検査

[かみ合わせの機能検査結果より、歯の矯正治療・審美歯科・ドイツ式義歯治療まで幅広い施術方法の中から、あなたに合ったベストの治療をご提案しています]

歯の治療にはいくつもの種類があり、歯が欠損している場合のドイツ式のテレスコープ義歯治療・歯並びが悪い人の為の歯列矯正治療・歯が虫歯になった、歯を1−2本失った場合の被せもの治療・歯のかみ合わせが合わない場合の咬合治療・顎がカクカク音が鳴る、口が開かない場合の顎関節治療など、単にかみ合わせや歯並びの治療といっても種類は多岐に渡ります。噛み合わせの不具合の原因は人それぞれ違う為、多くの治療の種類の中からその人に必要な治療の選択と治療方法を組み立てて最適な治療プランをご提案させて頂いています。

歯の治療相談

 

[この様なお悩みがある人の場合の治療までの流れ]

先ずはどのようなお悩みがあるかを一度ご相談ください!

来院1回目:どの様な悩みがあるかを相談・お口の中の検診

必要に応じてレントゲン検査も行います。

概ね1時間程度どの様な状態になっているのか、どの様な治療が必要か等治療の概要をご説明します。

 

来院2回目以降はご希望があればご予約をお取りいたします。

【原因が知りたいので検査をして欲しい…とのご希望の場合】

・歯の模型によるかみ合わせ検査

*必要に応じて顎機能計測装置を使用した顎関節の運動解析検査

検査結果の説明(何が原因か、どの様な治療をすれば治るか、治療費用は?…など)

【上記の検査結果を見て、治療を希望する場合】

*その他の精密検査等が必要な場合は、別途の精密検査を行い、検査結果を元に治療スケジュール等を説明します

治療スタート

この様な流れで行っています。相談に来院する前に治療に対する質問等がある場合には、メールや電話での相談も受付けていますので、当院HPよりアクセスして下さい。

 

 

【かみ合わせのセルフチェック】

下記の様な症状に当てはまる人はかみ合わせに不具合がある可能性があります。

 

#歯が欠けた、歯が割れた

#よく噛めない

#喋りにくい

#歯の治療はしているのに、しょっちゅう歯が痛くなる

#よく被せもの、詰め物が外れる

#歯軋りが強く、だんだん歯が欠けてきている

#歯が痛くなるのに、歯医者へ行っても虫歯じゃないと言われる

#ずっと歯医者に通っているが、歯が次々悪くなる

#何ヶ所かブリッジ(繋がった歯の被せ物)や被せ物で治している、部分入れ歯も使用している

#部分入れ歯を作ったが、不便なので使用していない

#歯が抜けたままのところがある

#歯が重なって生えているので、直ぐに虫歯が出来てしまう

#口が開きにくい

#口を開ける度に顎がカクカク音がする

#右側と左側の歯のかみ合わせが違い、よく噛めない

#首から肩にかけての筋肉が常に凝っている

 

あなたの偏頭痛や首・肩凝りは“歯の噛み合わせ”が原因かもしれません

あなたの偏頭痛や首・肩凝りは“歯の噛み合わせ”が原因かもしれません

顎運動に不具合があると、それを補正しようとして、不具合のある位置に顎が動かない様に筋肉がロックをかけて顎の動きに制限をかけます。その為、かみ合わせに何らかの不具合がある人には、4大咀嚼筋(そしゃくきん)、開口筋、閉口筋、顎が前後左右に動ける様に首を支えている筋肉などが脳からの指令を受けて、顎の動きにロックを掛けます。その間ずっと当該筋肉は過緊張の状態が継続します。この様な肩、首、腰周りの筋肉の過緊張が続くと、体の色々な部分の体調不良の症状が出てきます。 体が重く思う様に動けない、夜眠れない、パニック症状を起こす…など症状は様々です。この様な症状がある場合はかみ合わせの検査を行うと原因と治療方法が診断できます。

親知らずが骨にくっついている、埋まっている場合の対処法

親知らずが骨にくっついている、埋まっている場合の対処法

親知らずが骨にくっついている、埋まっている場合の対処。親知らずが顎骨内に埋伏または骨にくっついている場合は、下顎管に接触しない様に処置する必要もあり、治療の難易度が高い為、湘南歯科医院では連携先の総合病院の口腔外科へ依頼することが殆どだ。抜歯後も骨の削合を伴う為、頬が腫れたり、痛みが出たりする。その際には適宜、抗生物質や消炎鎮痛剤の服用が必要となる。

親知らずの骨癒着とその年齢について

親知らずの骨癒着とその年齢について

下の歯の親知らずが顎骨内に埋伏している場合、年齢が30歳を過ぎると、親知らずが周囲の骨と癒着している可能性が出てきます。親知らずが周囲骨と癒着している場合は骨から歯を割り剥がしながら抜歯する必要がある為、通常の埋伏歯の抜歯より更に難しくなります。湘南歯科医院ではこの様なケースの場合は専門の口腔外科をご紹介させて頂き、より安全に治療できる様にしています。また、20代までですと骨癒着の可能性が低く、比較的安全に抜ける為、30歳までに埋伏智歯を抜く事をおすすめしています。

歯のかみ合わせが口呼吸へ及ぼす影響

歯のかみ合わせが口呼吸へ及ぼす影響

歯のかみ合わせと呼吸とは、深い繋がりを持っています。正常なヒトの呼吸は鼻呼吸です。上下の歯と歯が噛み合っている場合は、上下の歯を閉じ、口も閉じると口腔内から空気が抜けて密閉状態になり、口の中の圧力が高まります。しかし、歯を欠損したり、オープンバイト(開口)、出っ歯、受け口など噛み合わせが悪いと、口の気道抵抗が下がり、鼻の閉塞感が出て口呼吸へ移行する。口呼吸の人が過換気症候群やパニック障害、慢性鼻炎を併発していることから鼻呼吸できる歯並びにする事が重要。