歯がしみる原因には、いくつかあります。

虫歯や歯周病が一般的ですが、その他にも、くさび状欠損と言って、歯の根元がえぐれるように削れている場合や、歯ぎしりやくいしばりがある場合は、しみるどころか、痛みが出ます。この場合、虫歯、歯周病と違うのは、レントゲン写真の検査や視診(お口の中を直接見て判断する検査)をしても、それだけでは原因が判別しにくいところにあります。

食事の時に食べ物がしみて、ズーンと歯が痛くなるが一般的な検査をしても異常がない場合、当院ではかみ合わせに問題ないかどうかを検査します。「かみ合わせが歯の知覚過敏と関係あるの?!」と思われるかもしれませんが、歯には咬合力(かむ力)がかっているのですが、咬合力はとても大きく、体重の何倍もの力があります。この力が毎日、歯にのしかかって歯をギュウギュウ押しています。

その為、左右の歯の高さが何ミクロンかズレているだけで、歯にはひずむ程のストレスがかかり、歯が捻挫した状態になったり(この状態になると、歯を咬み合わせるだけで痛みがでます)、くさび状欠損で根元の歯が少しずつ欠けてきます。(この状態になると、塩味や甘味もしみてきます)歯の根元のくさび状欠損を詰めて治す治療もありますが、すぐに再び取れてしまいますし、しみるのは止まりません。

当院では、咬み合わせのバランスを整える咬合治療で治しています。

原因が分からず、ずっと歯がしみる症状をお持ちの方は、まずは電話でご相談ください。

TEL:0467-86-1226