〜歯の欠損でお悩みの人向けには「テレスコープシステム」義歯治療がお薦めできます

ドイツ式の入れ歯である「テレスコープ義歯」は日本ではまだあまり浸透していませんが、ドイツでは100年以上も前から一般的に浸透しているぴったりフィットして安定感があり、よく噛める義歯の治療をお薦めしています。

一括りにテレスコープ義歯といっても、お口の中の状況や歯の本数、虫歯や歯周病の進行度などによって、義歯のデザイン、形態は患者様一人ひとり違った治療設計が必要となります。その方のお口の条件に合わせたオーダーメイドの治療となる為、治療にご興味がある際には、先ずは「ご相談」でご予約ください。

その他、よく噛めなくて悩んでいる、歯並びが悪くて困っている、口が開きにくい、顎が痛いなどかみ合わせに関わるお悩みがある人は是非一度「ご相談」下さい。

「相談」時には、お口の中の状態を検診した後に、どの様な治療が必要か、治療費用はどのくらいかかるか、治療期間がどのくらいか…をご説明すると共に、どの様なお悩みがあるかとその改善方法もお話ししています。

治療をご検討の方は、是非、一度ご連絡ください。

〜一般的な義歯にはデメリットとして〜

  • カタカタ口の中で動いて安定しない
  • 義歯がものを噛む度に沈み込んで、よく噛めない
  • 義歯が食い込んで痛い
  • 義歯が動いてしゃべりにくい
  • 金具が見えるので他人に義歯をはめている事が分かってしまう…

などのお悩みがあります。

ドイツ式のテレスコープシステム義歯は口の中でフィット感が得られて、カタつく動きがほとんど出ないタイプの義歯なので、よく噛めて、喋る際にも安定した使用感が得られるタイプの義歯です。

治療をご検討の際には下記の点をポイントにご検討いただければ、治療後に「治してよかった」と思える結果が得られると思います。

〜長い経験年数に基づく治療実績と専門性

当院では義歯治療の全てを院長が行なっています。

ドイツ式テレスコープ義歯の治療は高度な技術と広範囲の知識が必要な治療の為、専門的な研修を受けた歯科医師でないと技術的に治療を行うのが難しい治療です。

院長は20年以上前から専門的なトレーニングを受けています。また長い治療経験があり、治療症例が多数あるので安心して受診できます。

当院の最初のテレスコープ義歯治療の患者様は院長の祖母です。

75歳の時に下顎の義歯を作製し、その後100歳で他界するまで25年間、同じテレスコープ義歯を使用していました。

治療後にメンテナンスを行っていれば、このドイツ式義歯は他と比べてかなり長期間使用して頂ける義歯です。

テレスコープ義歯治療を行うには、治療スキルが必要となる為、現在まで継続して20年以上海外、国内問わず様々な学会や研修等に参加し、日々研鑽を積んでいます。

歯型採取の精度

総義歯とレジリエンツテレスコープ義歯

日本式の治療には、歯型採取の方法に精度を高める為の技術的な方法自体が無いのですが、ドイツ式の治療には幾つかの義歯の精度を高める為の特殊な歯型採取の方法があります。

お口の中の状態によって選択する印象方法は使い分けが必要になるのですが、一例として日本の印象方法の場合は型取りと上下の歯のかみ合わせを別々に取り、義歯にする際に合わせるのですが、ドイツ式の場合は型取りとかみ合わせを同時に取るので、お口の中で物を噛んでいる状態そのままを再現し易い型取りの方法となります。

入念な型取りで精度を高める事により、そこから作製する義歯のフィット感と快適性が向上します。

一般的な保険適用義歯には留め具に金具のバネを使用しますが、ドイツ式義歯では見えるところにバネの様な金具は一切使いません。見た目はブリッジなど歯の被せ物に近い見た目で、大きく口を開けて笑っても義歯だと他人に分かることはありません。

当院の特徴として、口元の歯並びにはその方らしい自然に見える個性を重要視して作製しています。

義歯の歯並びや歯の色、形、大きさなどを患者様の希望を聞きながら直接治療にあたっている院長が歯並びの作製をしています。

口元のデザインはお顔の形や唇のバランスを考慮する事で、その方らしい自然な見た目と口腔内での快適性が向上します。

またテレスコープにはいくつか種類があり、その人のお口の中の状況などによって義歯のデザインが変えられる為、年齢や生活パターンなども考慮した義歯のデザインにカスタマイズしてご提案しています。

〜より良いかみ合わせ治療を行う為の医院設備

歯の治療

当院では治療の際に使用するユニット(診療イス)から、咬合器(入れ歯を作る為の人の顎運動を再現する為の器械)に至るまで主要なものはドイツのカボ社製の器械を使用しています。

車でイメージして頂く通り、精密機械に関してはドイツの機械は性能が良い為、良い治療結果を出すためには、性能の良い機械を使用する事が必須です。

また、義歯を作る為の材料も最良のものを採用しています。

光が当たった時に乱反射するとより自然な歯に見えるので、このような人工歯を使用し、義歯の歯肉(義歯床)は作製する時に気泡が発生し易いので、気泡を抑えるような作製方法や材料を使用しないと、義歯床の中に細かい気泡が残ってしまい、スポンジの様な構造になります。

このような義歯だと使用している間に気泡の空洞に細菌が入り込み、洗浄剤を使用しても内部の汚れは取りきれず、義歯の清潔度が下がってしまいます。

その為、気泡が入り込まないような作製工程システムの義歯床材料を使用しています。

この様に目には見えない細部への気遣いがなければ高性能な義歯は作製できません。

当院で提供している義歯は、このような細部にまで細かいこだわりを持った義歯なので、長期間安心してお使いいただけます。