歯科の学術大会で発表しました
12月に飯田橋の日本歯科大学の講堂にて、歯科医療関係者向けの学術大会で発表をしました。
当日は、80名弱の歯科医師を中心とした、医療関係者が来場していました。
朝から夕方までで約10名の発表が順次行われました。
私は「大人の咬合・子供の咬合」という演題を発表しました。
内容は・・・最近、保育園や小学校などに検診へ行くと、顎の発育の悪い子供がとても多いです。
その原因の一つの要素に、哺乳時期の短縮や母乳保育の減少があります。
私の診療所でも、歯並びが悪い、指しゃぶりが止められないなど相談されることも多いので、どのように治しているかをご紹介しました。
また、子供の時期で歯並びが悪いと、大人になった時にどのような問題がお口の中に起きてくるかを話しました。
一生自分の歯で食べるためには、子供の頃からの健全な顎の発育がとても重要なんです。
最後に、私の90歳になる祖母をご紹介しました。
彼女は10年前にテレスコープ義歯の治療をしましたが、現在とても健康でマグロやイカの握り寿司や巻き寿司もバクバク食べている写真を見ていただき、高齢になってもしっかり食べれる重要性を話し、性能の良い義歯がどれほどその人の生活を左右してしまうかを話しました。