今回はInternational
Association for Dental research(IADR)の学会に参加しました。この学会は、歯科のあらゆる分野のものも含んでいる学会で、私は「義歯の装着が脈拍数、サチュレーションに及ぼす影響」について発表してきました。

私の発表の内容は、義歯を装着した時と義歯を外した時には、脈拍数やSPO2(酸素飽和度)に有意差が出るという内容のものです。

私の発表では「very interesting!」と多くの人から言われ、興味を持ってもらえたようです。色々と質問されたり、説明したりとあっという間の発表時間でした。日本の学会と違うのは、こういう風に自分の意見を発表し他の人に示すと、それに対して議論を活発に交わすことがっ出来たり、率直な感想がもらえたりしたことです。これは私にとってとても大きな収穫でした。以前、日本の学会で発表した時は残念ながら、こんなに他の人から感想や意見をもらうことはありませんでした。

アメリカの歯科学会

同じ歯科といっても、国によって保険事情や医療レベルにはかなり差があり、やはりより良い医療を提供するには、国際学会に参加していかないと、日本には海外からの新しい情報が入ってきません。日々の診療では、このような学会から得た知識を提供し、その知識を元に治療で良い結果を得たら、それを学会で発表して、広く歯科界の人に知ってもらう。ここにこそ、より良い医療の循環があるのではないでしょうか。

■追伸:両隣で発表していたグループがドイツのグループだったので、少し話をしましたが、今もドイツでは私の得意分野であるテレスコープ義歯は広く浸透していて、スタンダードな治療方法であり、一部はドイツの保険が適用されるそうです。日本とは違いますね。しかし、他のヨーロッパやアメリカでもテレスコープ義歯はそれほど浸透していないとも言っていました。それはなぜかと言うと、技術的にとても難しい方法なので治療に組み込むのがとても難しいんだね…残念だけど…などなどと話していました。

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