正常な呼吸は鼻呼吸ですが、歯並びや噛み合わせが悪い人は、お口の中の圧力抵抗が下がってしまうので、口呼吸へ移行してしまいます。

口呼吸は気道抵抗が少ない為、鼻呼吸より酸素の取り込み量が少ないので、酸素の取り込み量を上げる為に浅く速い呼吸になります。

慢性的に呼吸が浅くなる事は、脳にも影響を及ぼします。脳へ運ばれる酸素量が不足すると、脳が危険信号を出し、過換気の症状やパニック障害などの症状の一因となります。パニックの症状は人によって、その症状の重さ、どの様な時に発現するかなどに個人差がありますが、いつ起こるか分からない為、電車などに乗って症状が出るのが心配だったり、人混みが怖く感じる事もあり、日常的な社会生活に影響します。

過換気やパニック障害の症状は、主に脳が酸欠の状態になると起こる症状なので、抜本的には鼻呼吸ができる様な状態に改善する必要があります。

呼吸の不具合にはいくつかの原因があると思いますが、歯並びやかみ合わせが悪い事も要因の一つとなります。

どの様な歯並びの人が口呼吸になり易いかと言うと、

・開口(オープンバイト)

・顎が小さく、噛み合わせが深く、出っ歯の傾向があるⅡ級咬合の人

・反対咬合(受け口)

・歯が欠損したまま義歯などをはめていないままの人

この様なかみ合わせの人は慢性鼻炎の傾向が高い事や、口呼吸の傾向が高い事があり、この様な人は過換気症候群やパニック障害が出現し易い傾向にあるので要注意です。

是非お口の中のかみ合わせの改善や歯並びの改善を行い、鼻呼吸ができる健康的な体に改善しましょう。

まずはお口の中にどの様な問題があるかを相談して頂くのが良いかと思います。