歯のかみ合わせと呼吸とは、深い繋がりを持っています。

正常なヒトの呼吸は鼻呼吸です。しかし、何らかの原因で、鼻からの呼吸が難しくなると、それを補う形で口呼吸になります。

上下の歯が揃っている、上下の歯と歯が噛み合っている場合は、上下の歯を閉じ、口も閉じると口腔内から空気が抜けて密閉状態になり、口の中の圧力が高まります。口腔内の圧力が高まると、鼻は閉じられませんので、自然と圧力は鼻の方が低くなり鼻呼吸がスムーズに出来ます。

しかし、歯を欠損したり、オープンバイト(開口)と言って上下の前歯同士が噛み合わず、隙間が開いているかみ合わせや出っ歯や受け口など歯並びが悪い場合は、口を閉じても歯と歯の間の間に隙間ができる為、口の中の圧力が下がってしまいます。

この様な理由によって、鼻より口の気道抵抗の方が低くなると、鼻に閉塞感を感じ、口で呼吸する方が楽な状態になります。慢性鼻炎の様な鼻の閉塞感の要因は鼻の病気だけではありません、歯のかみ合わせが悪く、気道抵抗が下がるだけでも、鼻の閉塞感が出て鼻呼吸がしにくくなり、口呼吸へ移行する一因となります。

口呼吸の人が過換気症候群やパニック障害、慢性鼻炎を併発していることからも、健康を維持する為にも鼻呼吸できる歯並びにする事が重要です。当院では、この様な症状をお持ちの方の「かみ合わせ治療」を行っております。

この様な症状があり、歯並びやかみ合わせに不具合をお持ちの方は、一度「かみ合わせの検査」を受診して頂く事をお勧め致します。