虫歯じゃないのに歯が痛い、しみる…それはかみ合わせから来る痛みかもしれません
歯科医院で調べても、虫歯じゃないのに歯がしみる、痛い・・・原因不明のこれらの症状の多くは、かみ合せの不具合からきている可能性が高いです。その他、左右の歯の高さが違う、奥歯がうまく咬み合わない、顎が痛い、急に口が開きにくくなった、歯ぎしりがある...などの症状がかみ合せが合っていない事からくる症状です。
歯が痛くなる原因は虫歯や歯周病だけではありません。かみ合わせの不具合により、歯に過大なストレスが常にかかってくることで、歯が悪化して壊れてくる事もあります。歯の痛みは虫歯でも、かみ合わせでも三叉神経という同じ神経で感じる痛みなので、かみ合わせが原因の痛みだとしても、虫歯の痛みと同じ様な痛みに感じるのです。
これらの症状の原因は、かみ合せの検査をすることで分かります。
虫歯の検査の場合は、お口の中を視れば、歯の色が茶色く変化したり、穴が開いたりと歯を見れば変化が判るので、検査は比較的簡単ですが、咬み合わせの不具合を検査する場合は、歯の模型による咬み合わせ検査やX線検査の他、必要に応じて顎機能検査などを行って診断します。歯のかみ合せは、直接お口の中で歯を見ても悪い部分が分からないので、歯の模型を取って、顎の動きを再現できる咬合器と言う器械で顎の動きを再現しながら分析する難しい検査です。
かみ合わせのセルフチェック
下記の症状に当てはまったら□に✔️を入れてください。
お口の中の状態により、その人に合ったかみ合わせ治療の方法があります。
気になる症状がある方は、当院までまずはご相談ください。
どういう時にこの検査が必要か?
- かみ合わせに違和感を感じる。
- 歯が悪くなってないのに、虫歯のような痛みがある。歯を治しても治しても、すぐ悪化する。
- お口全体の治療(全顎治療)が必要な場合、治療前に行う検査です。
- 入れ歯の治療や歯に被せ物をする修復治療が必要な場合は、治療前に行う検査です。
模型によるかみ合わせ検査とは
上顎、下顎の骨格の中心位置(顎の関節が真ん中の位置)と上下の歯の位置がぴったり合っているのか、ずれているのか、顎を前後左右に動かした時に歯が部分的に強くぶつかっているところがないか(干渉が無いか)など、専門的に詳しく模型の分析などします。
その結果を元に診断し、治療に必要な治療計画を立てます。
そして、模型を使って、どのような治療が必要かを治療前にご説明しています。
この検査することによって、最終的な治療のゴール、治療期間、治療費用等が治療前に知る事が出来るので、とても効率的で安心な治療を受ける事が出来ます。
実は、咬み合わせの分野はとても治療が難しいため、精密な事前検査はとても重要で、検査なしでは治療はうまくいきませんし、単なる虫歯の治療の様に簡単には治りません。当院では、より長く、より快適に歯が使っていただけるように!とこのような検査を必要に応じて行っています。
かみ合わせ検査の進め方
検査は2回かかります。
一回目に、歯列模型を作るための型取りをしたり、データを取集します。
また、治療に際しての患者様のご希望等もお聞きします。
治療時間は、30-60分かかります。
二回目に、検査結果をご説明します。
現在のお口の中の問題点、治療方法、治療期間、治療費用をご説明して、治療計画を立てます。
治療時間は、30-60分かかります。
模型による咬み合わせの検査は、自費診療にて承っています。
精密な検査と丁寧な治療で、「生涯、自分の歯で過ごしましょう!」
まずはご相談から、お電話にてご連絡ください。
TEL:0467-86-1226