6月11−12日 東京駅近くの有楽町国際フォーラムで顎咬合学会がありました。2日間通して今回も5000人弱の歯科関係者が参加したそうです。

この学会は、顎(あご)=顎関節や咬合(かみ合わせ)に関することがテーマの学会です。

顎咬合学会で講演発表

私は12日に「顎関節症を有するフレイル患者に対する咬合機能回復」の演題で講演発表をしてきました。

私はあがり症なので、発表の時はいつも緊張してしまい、会場にいる人の方なんて一切見れません。なので、今回も見に来てくれている人の方は終わってから、ちょこっと顔を上げたくらいです。これだと、聞いてくれた人達がどう思っているかが見られないのが残念なところなのですが・・・。

発表後に座長の先生から「すばらしい発表でした。」と言ってもらって、すごく嬉しかったです。

ところで、「フレイル/Frailty」ってご存知ですか?

顎咬合学会で講演発表

ご高齢の方や病気の方が筋力や食欲が低下することで、全身的な虚弱になることを意味します。

歯が悪かったり、合わない入れ歯を入れている事で、食べる機能が低下して、タンパク質やエナルギー不足に陥ります。すると、ますます食べる気力がなくなり、食欲低下になり、全身の筋力が低下して衰弱して行ってしまいます。

私は口から食べられず経鼻そう管をしている方の治療を経験して、口から食べることの重要性を大きく感じました。

また、しっかり噛めるテレスコープタイプの入れ歯の治療は、フレイルからの脱却につながることを経験しました。