1年に1度行われるヨーロッパ補綴学会が、今年はルーマニアのブカレストで行われました。

ヨーロッパの医療と日本の医療との開き

「補綴学会」とは、歯の被せ物や入れ歯に関する分野に特化した学会です。
なぜ、私がこの学会に参加しているかというと、私が専門的に行っている「テレスコープ義歯」はドイツ発祥の治療方法です。その為、テレスコープシステムについて、何か新しい事を勉強しようと思っても、日本の学会ではほぼありません。ヨーロッパの学会まで来ないと、出てこない分野なのです。

学会は、今の一番新しい情報が得られる場所です。ここ数年の、歯科の新しいトピックスは、インプラントCAD/CAMです。
インプラントについてはご存知の方も多いと思いますが、CAD/CAMとは何かはご存知ですか?
CAD/CAMとは、分かり易く言うと歯科用に開発された3Dプリンターを使った治療システムです。日本でも一部治療に導入されていますが、ヨーロッパでの治療システムと

は、かなり違ったものです。

ヨーロッパでは、治療の最初から最後までの流れがかなりIT化されていて、治療前に行うレントゲン検査や顎の機能検査で得られた情報をすべてPCでデータ管管理し、すべての情報をリンクさせます。そして、この情報を元に、その人の顎の動きなどに合わせた、より精度の高い入れ歯や被せものをPC上のデータ操作によって作製する治療システムが、かなり進んできています。
今までの歯科医師の経験や知識を元にした治療から、器械でのデータ解析を利用した治療へ変化しています。
日本がここまで進むには、まだ10年以上は先でしょうか…

当院では、色々と進んでいる最先端の治療の良い部分と時代が変わっても普遍的なベースを大切にして、両方の良いところを融合させた治療をしていく事を目指しています。このように湘南歯科医院は、治療を進化させていっています。