茅ヶ崎で開かれたピアノコンサートへ行ってきました

茅ヶ崎はローカルなので、大都市の様に頻繁に色々なコンサートが開かれる訳では無いのですが、たまにこの様なコンサートが来てくれます。

今年の春にフジコ・ヘミングのピアノコンサートへ行ったのですが、そのコンサートに感動して、他のピアノのコンサートへも行きたくなって探したところ、地元で開催される今回のコンサートを見つけました。両方のコンサート共に、1−2列目と表情まで見える距離の席で聴くことが出来て、ラッキーでした。奏者に当たっているライトは思いの外強く、いつもと違う環境で弾くのも難しいだろうな…と思いました。

今回の奏者は牛田智大さんという20代の若いピアニストの方で、音域広く、技巧的な見せどころのある曲目が多く選択されていました。フジコさんは演奏で手が思うように動かないところもある様で、「時に、自分の思う様に弾けないこともあります…」と演奏の最後に少しご挨拶をしていました。確かにベストな演奏ができる時期は過ぎたのかもしれませんが、フジコさんの奏でるピアノには彼女が生きてきた人生の味が出ていて、それが聴いている人の心を動かすのだと思います。

それと比較すると、今回のピアニストの人の演奏は、まだ何の色もついていない演奏で、この先5年後、10年後…同じ曲がどう変わってくるのか、またその変化を聴いてみたい演奏でした。まだまだ暑い日々が続いていますが、芸術の秋はすぐそこまで来ていますね。

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