前回投稿した「その７」の矯正治療の時には、歯のミッドライン（正中）がズレて（ブルーのライン）いました。正中のズレは顎が曲がって見える事や顔の歪みに繋がる結果となる部分なので、極力左右対称に治す事は大切です。また、この時はかみ合わせも前歯で噛み切れない、奥歯でうまく噛み砕けない、左側の首や肩の筋肉の張りが強くなる…といった症状も発現し中々改善しなかったので、治療方法を大幅に見直しました。

そして、ここから治療プランの立て直し、施術方法も変更しました。その結果、通常より時間は掛かりましたが、前歯のミッドライン（正中）も合い、前歯で噛み切れて、奥歯で噛み砕ける様なかみ合わせに改善しました。

首や肩の筋肉の張りも、ピーク時に比べて、とても軽くなりました。

矯正治療期間中は、治療に伴う痛みがあったり、かみ合わせが合わない時期は食べ物が治療前より噛みにくくなる時期があったり、ワイヤーの周りに食べカスがすごく詰まり易いなどで、「あーもう早く終わりにしたい！！！」と思う方もいっぱいいらっしゃるとは思いますが、せっかく治療を始めたからには、根気強く、良い結果に治るまで、頑張りましょう。